皆様こんばんわ。
ライブチャット業界の淀川貞治こと篠原です。
さて本日は私のオススメ映画をご紹介したいと思います。
オススメ映画というのはオススメラーメン屋、くらいに個人の好みを押し付けるようで
非常に心苦しいですが、他人の心の痛みを感じない私は平然とオススメさせていただきます。
というのは少し自分勝手過ぎるので、
「ライブチャット代理店経営者、
もしくは運営に携わる方に是非見ていただきたい映画」
と題して紹介させていただきたいと思います。
ライブチャット・・・このお仕事をしている限り必ずチャットレディの皆さんとお仕事をしていかなければなりません。
本当に皆さん良い人ばかりで心の底から感謝しております。
日頃から(当日欠勤ばっかすんなよ)とか
(今月生理休み2回目だろ)とか
(今月忌引きで何回休むんだよ、親戚殺し過ぎだろ)など
そんなことを思った事は一度もございません。いえ、本当です。
チャットレディの皆さんと手とり足とりお仕事をしていて思うのが
「この仕事しながら家族に理解を求めるのって結構大変だよね」ってことです。
私も結婚当初良く言われました。
「いつ辞めんの?」
と。
しかし家族には申し訳ないと思いつつ、素晴らしいスタッフとチャトレの皆様方に囲まれて
弊社も今年度で売り上げが3億円を突破してしまいました。
しかし業界には5億突破する会社がいくつもあるそうですから我々もまだまだ道半ばでございます。
さて横道にそれてしまいましたが何を言いたいかと言うと、
「世間的に表だって言える仕事ではないがやりがいを感じながら仕事をしている」
ということって結構あるのではないでしょうか?
もちろん詐欺的なこと、犯罪的なことはダメでしょうが、それにしてもどの業界でも頭角を現すのは
いつの時代も「やりがい」を感じて愚直に邁進する人間がトップの座に着く、ということです。
北野武が言っておりましたが
「努力する事は宝くじを買うだけのこと、成功するのは宝くじに当たったやつってこと。努力する事が成功する、ってことじゃないんだよね」
と言っておりました。元々他の人が言ったセリフかもしれませんが、まぁそれでも確かにその通りでしょう。
今まで10年かなり努力し続けてきたつもりですが、どうあがいてもいくつもの上位店舗に売り上げで勝つことは出来ませんでした。
しかし優秀なスタッフに囲まれ、ここ2年ほどで急成長し、全国でも指折りの代理店に成長してきました。
そこでこれまで見てきた映画を甲乙つけがたいですが紹介していきます。
「ブレイキングバット」
これは面白いです。簡単に言うと化学者の高校教師がかつての教え子と共にドラッグ製造に手を染め、やがてドラッグ界の大物に上り詰めていく、という話しです。ですが通常の映画だと上り詰めて最後殺されるもしくは逮捕、という流れですが、この映画は主人公が末期がんに侵されて治療費のためにやむを得ず手を染め、逆にそのことで生きる希望(生きる糧)を見出していく、しかしその手段は破滅への道である、という逆説的な話しなのです。その過程にある家族間の葛藤、警察に追い詰められていくリアルな過程が非常に面白いです。これは逮捕された経験のある人が作ったのかな~、というくらいにリアルです。
そして何故チャットと絡めるか、というとやはり主人公も表には言えない、妻だけは知っている仕事でその業界では成功している大物である、というところでしょうか。おそらく仕事の内容さえ違えば例えば飲食で成功した人の話、ということになるのでしょうが、この場合たまたま成功した世界が「メタンフェタミン」というドラッグの世界だった、ということなのです。
ちなみにこのメタンフェタミンという薬物を世界で初めて作ったのが、実は日本人なのです。明治26年、長井長義が発見、大正8年に緒方章が結晶化に成功、そして太平洋戦争で「ヒロポン」として広く使用されるようになりました。戦後はいわゆる「覚せい剤」として知られています。多くの人を破滅させている恐ろしい薬物です。現在アメリカでも最も危険な薬物として指定されているそうです。
「ロードオブウォー」
ニコラスケイジ主演です。これはソ連崩壊の際に暗躍した「武器商人」の半生を描いた映画です。世界の戦争を手助けする武器商人、これが存在する限り戦争はなくなりません。しかし誰かがやらなければまた誰かがやる、というだけの摂理を主人公は言います。
また武器の売買の罪を問われ「車だって人を殺す、タバコだって人を殺す」と言い放ちます。武器商人の屁理屈ではあるのですが、これを軍隊に置き替えた時、軍隊がなければ隣国が攻めてくるかもしれない、と想定して軍隊を放棄できるかどうか、火を見るよりも明らかだと思います。個人レベルで紛争地域に売りに歩いていることが犯罪で、スミス&ウェッソンのような銃器会社が銃を製造して合法的に銃を売る、所詮法律というものをどこかで右と左に線引きしただけであってやっていることは大局的に見ればさほど変わらないのではないでしょうか?
これをライブチャットに置き換えますと、よく一般的には「アダルト」という視点で蔑んだ発言をされることがあります。僕自身市民権を得ていないんだな、と感じることもあります。しかしこれってどの家庭でもあることで、男も女も人生のどこかの時点で経験をし、むしろ経験し続けていることだと思います。自分たちは現在進行形でその行為をしながら、しかし何故か目を伏せる、そらす、それを商売にするものを蔑む、そういった見方です。たしかに欲がぶつかり合うそういった場面は多々あるでしょうが、それだけではないですし、それだけだったとしてもそれを必要とし、必要とされる人がいるわけですのでこれはこれで世の中に必要な仕事なのだと思います。むしろ直接的な接触がない分、安全でプライバシーも守られています。こういった仕事場を提供している私たちは感謝されこそすれ恨まれるようなことはしていません。(働く女性の彼氏や家族は違うかもしれませんがあくまで18歳以上の分別のある女性が自主的に選んだ仕事です。)
話しを戻しますと主人公は妻に隠し、武器商人として商売を続けます。ですがある日妻はその事実に気が付き、FBIに密告してしまう、というストーリーです。
「ザ・ソプラノズ」
これはマフィア映画でしてやはりこの映画も家庭といわゆる「ファミリー」との二重生活に主人公が苦悩する姿を描いています。